前回の続きです。
まだ読んでない方は、→顔がアンパンマンのように真っ赤に膨らみましたから読んで下さいね!
見るに見かねた母が、嫌がる私を強引に、○○○市の大学病院に連れて行ってくれました。
そこで、ステロイドを使わずに漢方薬でアトピー性皮膚炎を治療してくれる先生がいるとのことで、
その先生がいる違う大学病院に紹介してくれました。
早速、その先生に診察してもらったのですが、先生は私の顔を見るなり、
入院しましょう。
私も母もビックリです。まさか入院とは全く想像してませんから。
当然ですよね?皮膚病で入院って、火傷なら分かりますが、聞いたこと無いですから。
そして、突然の入院生活をすることになったのです。
顔も見られたくなくて、外に出ることもできず、気分はどん底の入院生活が始まりました。
でもなんと、同部屋にいたのは、私と同じような顔をした人たちばかりでした😲
隣の部屋にも、男性の同じような顔をした人たちがいました。
そこのフロアは、皮膚科のフロアで、私のように酷い症状のアトピー性皮膚炎の人と、
痣を隠す皮膚移植をする人など、見た目がちょっとビックリする人たちばかりいました。
でも、みんな内臓は健康なので、身体は元気いっぱいです。
同部屋の人達と、仲良くなるのはすぐでした。顔を気にすることもない、気持ちもわかってもらえる。
段々、入院生活が楽しくなってました。お見舞いにもらったおやつを、みんなで配りあったり、
たまには抜け出して、ご飯を食べに行っちゃったりして😁
同部屋にいた、少し年上のお姉さんなんて、隣の部屋の痣の手術で入院してた男の人のこと
好きになっちゃってたり、恋愛までしちゃって、合宿所かよっ!(笑)
治療はと言えば、飲み薬は漢方薬で、皮膚にはワセリンをひたすら塗るだけです。
乾燥が大敵なので、乾燥しないように常にワセリンを塗ります。
病院って暇でやることないので、こまめにワセリン塗れます😉
正に3食昼寝付き。何もしないので、手の湿疹もきれいに治りました。
快適すぎて、もうこのまま社会生活ができないんじゃないかと本気で思いましたね😅
そんな快適な入院生活で、ストレスフリーになったおかげか、私の顔の湿疹はみるみる改善していきました。
1ヶ月くらいで退院し、日常生活にもどりました。
腫れも湿疹も治りましたが、赤みだけが残り、皮膚が薄くて敏感な状態が長い間続きました。
退院してからも、ひたすらワセリンだけを塗り続けました。もちろん化粧なんて怖くてできません。
ワセリンだけをしばらく続け、ちょっとづつ、皮膚科で勧められた基礎化粧品を使うことができるようになりました。
普通に使えるようになるまで、半年くらいはかかったように記憶しています。
あんなにムキになって病院を信じず、毛嫌いしていた私ですが、結局最終的に治してくれたのは病院でした。
まあでも、病院が治してくれたというより、ストレスフリーになったことが、一番良かったんじゃないかと思います。
家にこもっていたら、悶々と悪いことばかりを考えてしまって悪循環に陥っていたんだと思います。
あの時、無理やりにでも病院に連れて行ってくれた母に感謝してます。
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