ヘナとは何か。主にインドに生息しているヘンナという木の葉っぱです🍃
インドでは昔から髪や皮膚をヘナで染めていました。
ヘナには、古い古い歴史があるのです。かの有名なクレオパトラも、ヘナで髪を染めていた
と言われていますね。
昔は寿命も今ほど長くなかったでしょうから、白髪に悩むほど生きていたとは思えない感じがします。
なので、白髪染めとしてヘナを使って染めていたというよりは、トリートメントとして使ってたんだと思います。
ヘナのトリートメント効果は、ほんとにすごいです。美容院のトリートメントは、薬剤です。当たり前ですが。
髪をコーティングするので、ツルツルになったように感じます。でもその効果はせいぜい2週間もてば長い方かな。という感じですよね。
逆に、コーティングが剥がれてきたときに、よりパサパサに感じてしまい、またトリートメントしたくなる。という悪循環です。
傷んだキューティクルが修復することは絶対にないです。いくらトリートメントをしても傷んだ髪は、元には戻りません。
市販のトリートメントは、もっと効果は薄いです。
しかしヘナは、確実にやればやるほど、髪がツヤツヤになっていきます✨他のどんなトリートメントよりも勝ると思います。
なぜ、こんなにヘナをすると髪がツヤツヤになるんでしょう。
もちろん、キューティクルが修復されることはないんですが、傷ついた部分にヘナが入り込み、傷を埋めて髪の表面を滑らかしてくれるんです。
そもそも、キューティクルが剥がれ傷んだ髪というのは、髪内部のタンパク質が流れ出て、中がスカスカの状態になっています。だから栄養も水分もとどめておくことができず、ゴワゴワパサパサの髪になってしまいます。
その空洞の部分にヘナが入り込み、髪をしっかりした状態に保ってくれます。
そして、これだけでもヘナの効果って凄いんですが、さらに凄いのが頭皮への影響です。
ケミカルのカラー剤は、強い薬剤ですので、髪に良くないのは当然ですが、頭皮からも身体の中に薬剤の成分が吸収されて、体内に蓄積して悪影響を及ぼすと考えられます。
なので、なるべく頭皮に付かないように塗った方がいいわけです。
しかしヘナは、100%天然植物ですから、悪いわけがありません。頭皮に吸収するよう、なるべくたっぷり塗り込みます。塗り込んでいいんですよ。そこが正反対です。
多くの美容師さんは、ヘナの事を良く知らないので、ケミカルのカラー剤とあまり変わらない感覚でいる方がほとんどだと思います。
ヘナは、確かに白髪が染まるので、白髪染めというくくりで考えられがちですが、ケミカルの白髪染めとは、まったくの別物です。ほんとはトリートメントです。なので、白髪染めをするシニアの方だけでなく、若い方にも本当にお勧めです。
最近はヘナを取り扱っている美容院も増えてきたと思いますが、はっきり言って、ヘナの本当の良さを理解してメニューに取り入れている美容院は少ないんじゃないかと思っています。
ヘナの本当の良さがもっと広まって、多くの人が悩みを解決できたらいいなと思うんです。
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